Windows7 における「バックアップと復元」メモ
1.「コントロールパネル」→「バックアップと復元」(Windows7 アプリ)を使用
2.「システムイメージの作成」によりOS部分をバックアップ
(1) システムイメージの作成を選択
・システム領域すべてをバックアップする方式です。
・Windows本体とブート領域がバックアップ対象になります。
(2) バックアップ先の確認
・バックアップデータを格納するHDDを選択します。
・外部接続HDDが優先的に選択されます。
(3) バックアップディスクの確認
・バックアップされるHDDの領域を選択します。
・Windows本体とブート領域が選択されます。
・他の領域も含めることが可能になりますが、テストしていません。
(4) バックアップの実行
・バックアップ先ディスクに「WindowsImageBackup」フォルダーが作成され、バックアップデータが作成されます。
・ディスク容量により所用時間は異なりますが、システム使用量が50GB程度で約15分でした。
3.「修復ディスクの作成」
(1) 修復用の起動ディスクを作成
・システムがハードディスクより起動しないとき使用します。
・DVD-R または CD-R に記録します。
・上記ライターがない場合は、Windowsインストールディスクで対応する方法となります。
・作成したディスクは、OSの種類別に共通となりますので、一度のみ作成します。
4.「システムの復元(リストア)」
(1) 修復ディスクから起動
・BIOS設定で起動を光学ディバイスに変更し、作成した修復ディスク(DVD or CD)から起動します。
(2) バックアップが保存されているディスク領域を指定
・自動的にバックアップデータディスク領域を検索します。
・複数のバックアップデータディスク領域がある場合は、必要に応じてそのディスクを指定します。
・最新のバックアップが候補として選択されます。複数ある場合は必要に応じてバックアップ日時を選択変更します。
(3) 復元ディスクを指定
・すべてのディスクを復元するようなメッセージが出ます。
・あいまいなメッセージなので、フォーマットされると困るディスクは、明示的に「復元除外ディスク」として指定します。
・問題がなければ、Windows領域50GB程度が、新SSDディスクに対して20分程度で復元されます。
※復元は、既存あるいは新規のディスクを選択することができます。ハードウエア名称を事前に控えておくとよいでしょう。
(4) 復元実行で「システムディスクの回復に使用できるディスクが見つかりません」となった場合
・復元先のディスク容量が少ないためのエラーメッセージです。
・システムイメージ作成時の容量計算は、バックアップ対象ディスクの未使用領域以外の容量で計算されます。
・つまり、システム領域の後ろにデータ領域があれば、バックアップの対象外でも容量計算には含まれます。
・一方、復元先のディスク容量は、そのディスク全体の容量です。これが大きいか同じであれば、このエラーはでません。
※最近のディスク容量は大きいため、システム領域の後ろにデータ領域を取るケースがほとんどです。
※同じディスクにシステム領域を復元する場合は問題になりませんが、新ディスクに復元する場合は注意が必要です。